有限会社
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会社概要
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ごあいさつ
代表取締役社長
遠藤清敏
この度は、有限会社郡山左官工業所のホームページをご覧いただきありがとうございます。
当社は、祖父の代から左官工業を営んでまいりました。昭和39年、先代が、有限会社郡山左官工業所に社名を変更し、現在に至ります。創業以来、高い技術と信頼をもとに実績を上げて頑張っている会社です。従業員のキャリアアップを図るため技能講習や資格取得にも積極的に取り組んでおります。
「左官」に興味を持たれた方は、会社求人情報及び現場や親睦会の様子も載せておりますので、是非ご覧ください。
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左官職人とは
『左官』という職業に対して、何となく耳にしたことがあっても、具体的な内容は知らない人のほうが多いかと思います。日本で左官を職業とした歴史は大変古く、平安時代に仏教が伝わり、白壁を塗るようになってからだと云われています。それ以来日本の建物は左官で作る「塗り壁」が主流でした。左官職人が活躍している場は、住宅では代表的な所が和室の壁、外壁・内壁、玄関床です。ビルやマンションでは、床、壁、階段など全てコンクリート仕上げをし、大活躍を果たします。ごあいさつの掲載写真は、学校の修復工事で鏝(こて)を使用し、作業している様子です。
でも、鏝を使用し平らにするだけの仕事内容ではありません。お店などを作る仕事では、土壁、漆喰壁、玉石洗い出し仕上げなど、装飾的な部分でも職人として、腕の見せ所がたくさんあり、存分に技術が発揮できます。
高温多湿の日本の環境には、調湿効果のある左官の壁が、最も適しています。アトピーやアレルギーなどの原因である化学物質を吸着、分解するはたらきがある壁もあり、室内に「塗り壁」を塗ることが見直しされています。自然素材を使い、塗り替えしによるリサイクル性を考えると、左官はエコロジーを配慮した社会環境においてもこれからの建築の世界で、最も必要とされる職業です。